今、注目される「免疫療法」とは

今、注目される「免疫療法」とは

免疫とは

私たちの体は日常的に、外部から侵入したウィルスや菌の攻撃を受けたり、内部でも正常な細胞がガン化するなどの異常が発生しています。このような体の攻撃から体を守るために、私たちの体には免疫システムが備わっています。

体の外部からの攻撃に対しては、鼻、のど、気管支などの粘膜や皮膚で守ろうと働きますが、これらを突破して体に侵入してくる異物や、体の内部で発生したガン細胞などを排除するように働くのが免疫システムの防護機能です。そもそも私たちの体にはウィルスや菌が侵入されても、それから身を護る抵抗力があるのです。

免疫療法とは

これまで、一般的に行われてきたガン治療は、「外科治療(手術)」、「化学療法(抗がん剤治療)」、「放射線治療」の3つでしたが、この三大がん治療に加えて第4のがん治療として注目されているのが「免疫療法」です。もちろん、この動きはガン治療だけではなく、生活習慣病や糖尿病などでも広がっています。

免疫療法には、例えば、結核に対するBCGワクチンは、予め抗体を中に投与してそれに対する抗体を生産させるものです。また、体外で免疫物質(サイトカイン)を製造して、体内に取り入れるインターフェロンなどもあります。

二人に一人がガンになる時代、ガンによる死亡率1位は当面揺るぎそうにもありません。その中でガンの治療法は年々進化しているのです。

ガン細胞と副作用

私たちの体は、約70兆個の細胞から成り立っていると言われますが、ガンは遺伝子の変異から生まれます。通常50歳くらいになると約5000個/日のガンが発生すると言われますが、そこは免疫機能が働きガンにかからないようになっています。しかしながら、年齢を重ねるとその免疫機能が低下し、ガンをはじめ様々な生活習慣病にかかるわけです。

体外からウィルスや菌などが侵入すると「白血球」や「リンパ球」が細胞を攻撃してくれます。この白血球が何らかの原因、放射線や抗がん剤などによって減ると抵抗力が減退し、肺炎などの感染症にかかりやすくなります。

体の免疫力を強化してガンや生活習慣病などを予防したり治療を助けることは、副作用が無いという点でとても素晴らしい治療法と言えます。

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